ミック・ジャガーは、6月14日に放送された米NBCの番組『SUNDAY TODAY with Willie Geist』のインタビュー・コーナー「Sunday Sitdown」に出演し、ホストのウィリー・ガイストの質問に答えました。ミックが語ったインタビューの主な内容は以下の通りです。< SOURCE: Today >
ニュー・アルバム『Foreign Tongues』について
- (アルバムのリリースは)いつも不安がつきまとうものだ。何しろ自分の赤ん坊のような存在だし、誰かがそれに気づいてくれるかどうかも分からないから。
- (アルバムに14曲も収録されているのは)さまざまなスタイルの曲を入れたかったからだ。ロックが好きな人でも、ディープな曲が好きな人でも、誰もが気に入るような何かをね。
- 昔はスタジオに数ヶ月こもってその場で曲を書いていたが、今は各自で準備を進める方法を知っているため、早く進められた。
ブルースへの愛とキースとの曲作り
- 最初に夢中になったのはブルースで、黒人音楽に対して常に認めている、非常に大きな恩義があるんだ。だから最初はそこからインスピレーションを受けたし、もちろんそれを自分たちのスタイルに取り入れて、その中で自分たちなりの変化を生み出し、自分たちの音楽を作りたいと思っている。私たちは常にその音楽に恩義を感じているし、ストーンズのどの曲を聴いても、それを感じ取れると思う。
- 昔はキースとの曲作りに関して、いろんなプロセスがあったよ。私たちはよく一緒に座って、小さなテープレコーダー(あるいは、本当に昔のことだから最初は大きなテープレコーダーから始まったんだけど)を置いて、ただ気ままに楽器を鳴らしたり、アイデアを形にしていったりしたんだ。
お気に入りのアルバムと曲
- 好きなアルバムは『Sticky Fingers』『Beggars Banquet』『Hackney Diamonds』。
- 好きな楽曲はスタイルが多様なため1つに絞るのは難しい。強いて言えば「Sympathy for the Devil」「Start Me Up」「Angie」「Honky Tonk Women」の4曲。
「Jealous Lover」制作秘話
- ピアノを弾きながら「Jealous Lover」という曲を書き始め、ちょうどコーラスの部分を歌っていると、電話が鳴ったんだ。プロデューサーのアンドリュー・ワットからだった。「アンディ、ちょっと待って。今コーラスを作っている真っ最中なんだ」というと、彼は「素晴らしい、素晴らしい、そのまま続けて、止めないで、電話を切るから、止めないで。終わったら電話して。」と言ってすぐに電話を切ったんだ。アンディのそういうところが、やる気をグッと引き出してくれるんだ。
ツアーに関して
- 本当にやりたいし、準備もできてるよ。でも今年はやらないと思う。来年(2027年)はショーをやりたいと思っている。
ビートルズについて
- ビートルズとのライバル関係にはいくらかの真実もあったと思うけれど、多くの部分はPR的な要素だったとも思う。それに、ロンドンとリヴァプール(の対立)でもあったから、ロサンゼルスとニューヨークみたいなものさ。メディアにとっては、飛びつくのに格好の話題だったのは間違いない。
- 60年代にポールとジョンは、ストーンズの曲で何曲か一緒に歌ってくれた。当時、私たちは本当に大変な時期を過ごしていたのだけれど、彼らはとても親身になって支えてくれた。レコードを制作していて困難な状況だったからね。ただ、ポールと一緒に曲を書いたことは一度もないよ。彼は他の誰ともあまり共作しないと思う。
ポール・マッカートニーについて
- ポールは前作(『ハックニー・ダイアモンズ』)でも弾いてくれたし、今回(『フォーリン・タングス』)も1曲参加している。メロディックなラップソングみたいな曲だよ。でも彼は本当に……本当に素晴らしい演奏をしてくれている。最高にグルーヴしているんだ。前作のアルバムでは、どちらかと言えばパンク調の曲を弾いてもらったから、今回はまったく違うね。今回はソウルミュージックのようなグルーヴの曲なんだ。それにしても、彼は本当にスタイルを切り替える能力に長けている。つまり、彼は本当に優れたベースプレイヤーだ。

