ジョン・メイヤー、スフィアでのレジデンシー公演を発表

John Mayer Sphere

シンガーソングライターでありギタリストのジョン・メイヤーが、2027年春にラスベガスの球体型会場「スフィア(Sphere)」にて初の単独レジデンシー公演を行うことを発表しました。当初は6公演の予定でしたが、その後追加公演が発表され、全18公演に拡大しました。< SOURCE: johnmayer.com >

メイヤーは2024年と2025年に、グレイトフル・デッドのスピンオフバンド「デッド&カンパニー(Dead & Company)」のメンバーとして同会場のステージに計48回立っており、当時はライブ映像のクリエイティブ・ディレクターも兼任していました。今回は自身名義としての初めてのスフィア出演となります。

毎晩3つのスタイルで演奏

今回のレジデンシー公演では、2017年の『The Search For Everything』ツアーなどで採用された3部構成のフォーマットが導入されます。毎晩のコンサートにおいて、以下の3つの異なるスタイルが披露される予定です。

  1. ソロ・セット:アコースティック・ギターを中心に、ピアノやエレキギターの演奏も交えたメイヤー単独のステージ。
  2. フルバンド・セット:大編成によるパフォーマンス。
  3. ジョン・メイヤー・トリオ・セット:ベースのピノ・パラディーノ、ドラムのスティーヴ・ジョーダンを再び迎えた3人編成のステージ。

「ジョン・メイヤー・トリオ」の再集結

ストーンズのファンにとって特に注目すべきは、ジョン・メイヤー・トリオ(John Mayer Trio)の参加です。このブルース・ロック・トリオは、ポップス路線で成功を収めていたメイヤーがブルース・ロック色の強い音楽に取り組むため、2005年に結成しました。スタジオ・アルバムはありませんが、ライヴ・アルバム『Try!』(2005年)や映像作品『Where the Light Is』(2008年)では、ブルースを軸にしたギター、ベース、ドラムの濃密な掛け合いを楽しむことができます。

トリオのリズム隊を支えるのは、ザ・フーやエリック・クラプトンらとも共演してきたベーシストのピノ・パラディーノと、現在はローリング・ストーンズのツアー・ドラマーやキース・リチャーズの相棒としてお馴染みのスティーヴ・ジョーダンです。今回の公演は、この3人が再びトリオとしてステージに立つ貴重な機会となります。

18公演の日程スケジュール(2027年)

発表されている全18公演の日程は以下の通りです。

  • 4月:8日(木)、10日(土)、11日(日)、15日(木)、17日(土)、18日(日)、28日(水)、30日(金)
  • 5月:1日(土)、5日(水)、7日(金)、8日(土)、12日(水)、14日(金)、15日(土)
  • 6月:2日(水)、4日(金)、5日(土)

ストーンズの2027年ツアーの噂とジョーダンのスケジュール

ストーンズ・ファンとしてもう一つ気になるのは、バンド本体の動向です。ストーンズは2026年7月に通算25作目となるスタジオ・アルバム『Foreign Tongues』をリリースしたばかりですが、2026年内のツアーは見送られています。

一方で、ミック・ジャガーがインタビューなどで「2027年にはツアーを行いたい」という意向を示していることから、2027年のツアー開催への期待が高まっています。ただ、年齢的な移動の負担なども考慮すると、従来のように複数都市を巡るスタジアム・ツアーだけでなく、特定の都市に滞在するレジデンシー形式も考えられます。現時点では、開催の有無も含め、具体的な形式は明らかになっていません。

今回発表されたジョン・メイヤーのスフィア公演は、4月上旬から6月上旬までの日程にわたります。ストーンズのツアーにも参加するスティーヴ・ジョーダンがこの期間に複数の公演を予定していることは、今後のスケジュールを考えるうえで気になる点です。ただし、これだけでストーンズのツアー時期を予測することはできません。2027年のツアーが実現するのか、実現するとすればどのような形になるのか、引き続き公式発表に注目したいと思います。