ローリング・ストーンズは2026年10月20日、新曲「Who You Callin’ Crazy」のデジタル配信を開始しました。この曲には、イギリスのジャズ・サックス奏者、コートニー・パインが参加しています。
本作は、7月にリリースされたスタジオ・アルバム『Foreign Tongues』のデラックス・エディション『Foreign Tongues, Loose Lips』に収録される新曲です。同エディションは2026年11月27日発売予定で、今回のシングルは収録曲を先行して楽しめるものとなっています。
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クレジットは以下の通りです。
- Vocals & Electric Guitar: Mick Jagger
- Electric Guitar: Keith Richards, Ronnie Wood
- Drums: Steve Jordan
- Bass & Tambourine: Andrew Watt
- Piano, Organ & Rhodes: Matt Clifford
- Saxophone: Courtney Pine
- Written by: Mick Jagger & Keith Richards
- Produced by: Andrew Watt
- Pre-production: Matt Clifford
- Engineered by: Paul LaMalfa, Andrew Watt & Marco Sonzini
- Mixed by: Serban Ghenea
- Mastered by: Randy Merrill
ミック・ジャガーとコートニー・パイン
ミックとコートニー・パインの関わりは1993年のミックのソロ・アルバム『Wandering Spirit』にまで遡ります。コートニーはこのアルバムに参加、「Sweet Thing」ではソロを吹いています。そして、このアルバムに参加した時のエピソードを2026年10月11日に放送されたBBC Radio 3の『Private Passions』で語っています。< SOURCE: BBC >
ミックに呼ばれてLAのスタジオに飛び、現地の楽器店へサックス界のストラディバリウスとも称されるセルマー社製のヴィンテージ・サックスを借りに行ったコートニー。事前にミックのチームが支払いを済ませていたにもかかわらず、楽器店のオーナーはコートニーを見るなり「お前には貸せない」と貸し出しを拒否するというピンチに陥ってしまいます。
それを知ったミックは、思い切った行動に出ます。なんと、自分自身の本物のパスポートをその楽器店に「担保(カタ)」として差し出したのです。
さすがの店主も、ミック・ジャガーの本物のパスポートを担保として差し出されては拒否するわけにもいかず、コートニーは無事に楽器を借りてレコーディングを行うことができました。ミックという名前とパスポートが持つ圧倒的なパワー、そして何より大切なミュージシャンのプライドを体を張って守った、ミックの懐の深さを感じさせるエピソードです
さらにコートニーは、そのインタビューで、数週間前にもミック・ジャガーとローリング・ストーンズのためのレコーディング・セッションを行ったと語っています。今回発表された「Who You Callin’ Crazy」がそのセッションで録音された曲である可能性は高いと思われます。
