クリフトン・シェニエのトリビュート・アルバム『Tribute to the King of Zydeco』からローリング・ストーンズがカバーした「Zydeco Sont Pas Salés」がシェニエの誕生日である6月25日に先行デジタル・リリースされました。ミック・ジャガーが初めてクレオール系フランス語で歌ったこの曲にはケイジャンのアコーディオン奏者スティーヴ・ライリーやシェニエの長年のドラマー、ロバート・セント・ジュリアンが参加しています。< SOURCE: Music.Apple.com / Folkways / Rolling Stone Magazine >
ストーンズの「Zydeco Sont Pas Salés」は、プロデューサーのC.C.アドコックがミック・ジャガーにレコードに参加したいかどうか尋ねたことから始まりました。アコーディオン奏者のスティーヴ・ライリーをフィーチャーした曲のかなり削ぎ落とされたバージョンが送られてきたミックは、ハーモニカを加えてクレオール系フランス語で歌いました。ミックが当初聞いたバージョンには2つのヴァースしかなかったため、ミックは歌詞を引き伸ばすために、曲の他のバージョンを探し回りました。「他のヴァースを探して、曲の異なる古いバージョンからいくつか取ったんだ」とローリングストーン誌に語っています。
キースとロニーは別々にギター・パートをオーバーダビングしましたが、キースは初めてこの半完成のトラックを聴いたとき、「（既に）ロニーとミックが参加していたなんて知らなかった」と認めています。私が最後の一人でした。すべての作業は独立して行われました。その曲を聴いていて、『このハープ奏者知ってるよ』って言ったんだ。」
ザディコを愛していても、ストーンズはこの曲をカバーするのが難しいと感じていました。キースはザディコのリズムに順応しなければならず、ミックも同様でした。「難しいのはバーの長さです」とミックは言います。「ストレートな12小節ではないので、少し難しいですが、それも魅力です。」
なお、ストーンズのカバー・バージョンとシェニエのオリジナルをカップリングした「Zydeco Sont Pas Salés」の7インチ・シングルがアルバム『Tribute to the King of Zydeco』と同日の6月27日に発売されます。アルバムとシングルの収益は、ルイジアナ大学ラファイエット校のクリフトン・シェニエ記念奨学金基金に寄付されます。
Cover artwork by Francis Pavy
Photo by Susan Antone
Art direction, design, and layout by Josh Hartley, In The Shop, LLC
North Side:
Clifton Chenier – vocals, accordion
Cleveland Chenier – rubboard
Madison Guidry – drums
Recorded at Bill Quinn’s Gold Star Recording Studio, May 1965, in Houston, Texas
Special thanks to Francis Pavy, John Troutman, Steven Lewis, Krystal Klingenberg, Cliff Murphy, and Visual Dialogue
South Side:
Mick Jagger – vocals, harmonica
Keith Richards – guitar
Ronnie Wood – guitar
Steve Riley – accordion
Robert St. Julien – drums
Dave Ranson – bass
Curley Taylor – rubboard
Russ Broussard – additional drums
MJ Nunez – additional guitar
Ivan Neville, Zachary Richard, Russ Broussard, CC Adcock – backing vocals
Recorded December 2024 at
- Electric Comoland, Lafayette, Louisiana
- Studio at St. Germain, Paris; RAK Studio, London
- Tileyard Studios, London
- The Nappy Dugout, New Orleans
- The Hit Factory, New York City
by Tony Daigle, Mike Napolitano, Matt Clifford, Robbie Nelson, and Andrew Yanchyshyn
Mixed by Tony Daigle, Mike Napolitano, and CC Adcock
Mastered by Brett Lambert, Kitchen Mastering
Mick Jagger, Keith Richards, and Ronnie Wood appear courtesy of Promotone BV
Merci Beaucoup to:
Marlon Richards, Chris, Lizzy, and Jimmy JaggerJane Rose, Pia Squillino, Joyce Smyth, Chris Kasa, Dickie Landry, John Troutman, Steve Lowy, Nicole David, Troy Germano
