クリフトン・シェニエのトリビュート・アルバム『Tribute to the King of Zydeco』からローリング・ストーンズがカバーした「Zydeco Sont Pas Salés」がシェニエの誕生日である6月25日に先行公開されました。ミック・ジャガーが初めてクレオール系フランス語で歌ったこの曲にはケイジャンのアコーディオン奏者スティーヴ・ライリーやシェニエの長年のドラマー、ロバート・セント・ジュリアンが参加しています。クレジットは以下の通りです。< SOURCE: Music.Apple.com / Folkways / Rolling Stone Magazine >
Credits:
Mick Jagger: Vocals, Harmonica
Keith Richards: Guitar
Ronnie Wood: Guitar
Robert St. Julien: Drums
Dave Raonson: Bass Guitar
Russ Broussard: Drums, Background Vocals
M.J. Nunez: Guitar
Ivan Neville: Background Vocals
Steve Riley: Accordion
Zachary Richard: Background Vocals
C.C. Adcock: Background Vocals
Clifton Chenier: Songwriter
C.C. Adcock: Producer, Recording Engineer
Tony Daigle: Recording Engineer
Mike Napolitano: Recording Engineer
Matt Clifford: Recording Engineer
Robbie Nelson: Recording Engineer
Andrew Yanchyshyn: Recording Engineer
Dave McNair: Mastering Engineer
ストーンズの「Zydeco Sont Pas Salés」は、プロデューサーのC.C.アドコックがミック・ジャガーにレコードに参加したいかどうか尋ねたことから始まりました。アコーディオン奏者のスティーヴ・ライリーをフィーチャーした曲のかなり削ぎ落とされたバージョンが送られてきたミックは、ハーモニカを加えてフレンチ・クレオール語で歌いました。ミックが当初聞いたバージョンには2つのヴァースしかなかったため、ミックは歌詞を引き伸ばすために、曲の他のバージョンを探し回りました。「他のヴァースを探して、曲の異なる古いバージョンからいくつか取ったんだ」とローリングストーン誌に語っています。
キースとロニーは別々にギター・パートをオーバーダビングしましたが、キースは初めてこの半完成のトラックを聴いたとき、「(既に)ロニーとミックが参加していたなんて知らなかった」と認めています。私が最後の一人でした。すべては独立して起こりました。その曲を聴いていて、『このハープ奏者知ってるよ』って言ったんだ。」
ザディコを愛していても、ストーンズはこの曲をカバーするのが難しいと感じていました。キースはザディコのリズムに順応しなければならず、ミックも同様でした。「難しいのはバーの長さです」とミックは言います。「ストレートな12小節ではないので、少し難しいですが、それも魅力です。」
なお、シェニエのオリジナル・バージョンとストーンズのカバー・バージョンをカップリングした「Zydeco Sont Pas Salés」の7インチ・シングルがアルバム『Tribute to the King of Zydeco』と同日の6月27日に発売されます。アルバムとシングルの収益は、ルイジアナ大学ラファイエット校のクリフトン・シェニエ記念奨学金基金に寄付されます。