Beggars Banquet

Beggars Banquet

再びストーンズの原点であるブルースに回帰したと言われる68年のこの作品は、ストーンズの最高傑作に挙げるファンが多い名盤となりました。初めてプロデューサーにジミー・ミラーを迎えたアルバムで、ジミーのプロデュースは73年の『Goats Head Soup』まで続きます。発売当時、トイレの落書きをモチーフにしたアルバム・ジャケットはデッカの猛反対により白を基調としたジャケットに変更されました。

  1. Sympathy For The Devil
  2. No Expectations
  3. Dear Doctor
  4. Parachute Woman
  5. Jigsaw Puzzle
  6. Street Fighting Man
  7. Prodigal Son
  8. Stray Cat Blues
  9. Factory Girl
  10. Salt Of The Earth

Released: 6 December 1968
Producer: Jimmy Miller

Additional Musicians:
Nicky Hopkins – Piano, Mellotron, Farfisa organ
Rocky Dzidzornu – Congas, Cowbell
Ric Grech – Fiddle
Dave Mason – Shehnai, Drums
Michael Cooper, Marianne Faithfull, Anita Pallenberg – Backing vocals
Watts Street Gospel Choir – Backing vocals

50th Anniversary Edition

オリジナル発売から50年を迎えた2018年、LP + 12インチ・シングル + ソノシートをセットしたアナログ盤と7インチ・サイズのジャケット・ヴァージョンのSACDハイブリッドが『Beggars Banquet: 50th Anniversary Edition』として発売されました。内容は以下の通りです。

アナログ盤

  • アルバム本編はボブ・ラドウィックが新たにリマスター。それをアビイ・ロード・スタジオでラッカー盤にカットし、180g重量盤LPに収めています。12インチ・シングルには、ステレオ版とは大きく異なる「悪魔を憐れむ歌」のモノラル・ヴァージョンを収録。
  • オリジナルの日本盤LPに付属していたレアなソノシート、 ““ハロー!ミック・ジャガーです” 1968年4月17日 ロンドン – 東京”も、ジャケットそのまま復刻。これは当時の日本の発売元であったキング・レコードがミック・ジャガーに電話インタビューしたもので、茶目っ気たっぷりのユニークなやり取りを聞くことができます。
  • オリジナルLP発売当時、レコード会社から拒絶された“トイレの落書き”ジャケット(見開き/エッチング加工)、に、シンプルなオリジナルLPジャケットのスリップ・ケースを追加した豪華仕様。
  • 直輸入盤仕様/完全限定盤
  • 日本初回メ直盤LP帯を復刻
  • インタヴュー大意/歌詞対訳付

SA-CD HYBRID(7インチ・サイズ・ヴァージョン)

  • ボブ・ラドウィックによる最新リマスター・ステレオ音源をディスク1に配し、ディスク2には「悪魔を憐れむ歌」のモノ・ヴァージョンと日本初回メーカー直輸入盤LPのみに付属していたソノシートに収録されていたミック・ジャガーへの日本からの国際電話によるインタヴュー「ハロー! ミック・ジャガーです」をそれぞれハイブリッドSACDにまるまる収録。
  • ソノシートも封入、メーカー直輸入盤帯のミニチュア復刻、「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」、「ストリート・ファイティング・マン」の日本初回盤シングルの意匠を再現したジャケットも封入!
  • 日本初回メーカー直輸入盤LP帯をミニチュア復刻
  • ハイブリッドSACD仕様
  • ボブ・ラドウィックによる2018年最新リマスター音源
  • 「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」「ストリート・ファイティング・マン」の日本初回盤シングルの意匠を再現したシングル付
  • 歌詞対訳付/インタヴュー大意付