ローリング・ストーンズのミューズであるアニタ・パレンバーグ(1944-2017)を描いた2024年のドキュメンタリー映画『Catching Fire: The Story of Anita Pallenberg』が『アニタ 反逆の女神』の邦題で日本公開が決定しました。10月25日(土)より新宿K’s cinema、アップリンク吉祥寺他にて順次公開されます。この作品はアニタが2017年に亡くなった後に息子のマーロン・リチャーズが発見した未発表、未完成の自伝『Black Magic』に基づいており、劇中ではスカーレット・ヨハンソンが本書の一部を朗読しています。< SOURCE: amass / uncut >
マーロンが見つけたものの中には、1960年代から70年代にかけてキース・リチャーズと過ごした日々の中で、ペルーからスイス、ロンドンからヴィルフランシュ=シュル=メールまで、自宅や逃亡中に撮影されたホームビデオの山がありました。これら幻の書籍と貴重な映像はアレクシス・ブルームとスヴェトラーナ・ジルの共同監督に託され、マーロンは映画の製作総指揮に名を連ねました。
出演は息子マーロン、娘アンジェラの他にかつてのパートナー、キース・リチャーズ、親友だったマリアンヌ・フェイスフル、アニタを崇拝するケイト・モス、フォルカー・シュレンドルフ、画家バルテュスの息子スタニスラス・クロソウスキー・ド・ローラ、ブライアン・ジョーンズ、ミック・ジャガー、ジェーン・フォンダ、アレン・ギンズバーグ、ジャスパー・ジョーンズ、アンディ・ウォーホルらアニタの幅広い交友関係を証明する者が顔をそろえます。
〈2024年/アメリカ/英語・フランス語・ドイツ語/113分/1.78:1/原題:CATCHING FIRE: The Story of Anita Pallenberg/©2023 Brown Bag Productions, LLC/日本語字幕:福永詩乃〉