マリアンヌ・フェイスフルが亡くなる前年に録音した4曲の新曲が『Burning Moonlight』のタイトルで、4月12日のレコード・ストア・デイに限定版アナログ・レコードが、6月6日には全世界でデジタルEPがリリースされます。このEPは当初はRSD 2025リストの一部として2月に発表される予定でしたが、1月30日にフェイスフルが亡くなったため延期されていました。< SOURCES: The Guardian / Marianne Faithfull Official >
プレスリリースによれば、フェイスフルはプロジェクト完了後「振り返るのに良い時期です。自分がやってきたことをすべて思い出すのに役立ちます。私は特に懐古趣味の人間だとは言えませんが、この回想の期間を楽しんでいます。」と語ったとのことです。
以下、プレスリリースから
エグゼクティブ・プロデューサーのアンドリュー・バットは、EPの片面はフェイスフルのポップなデビュー・アルバム『Marianne Faithfull』にインスパイアされ、裏面は『Come My Way』で彼女のフォークのルーツを称えるものだと述べている。サイド1はフェイスフルのポップな過去へのトリビュートで、3月14日に公開された「Burning Moonlight」で幕を開ける。この感動的なバラードは、デビュー・シングル「As Tears Go by」(「It is the evening of the day」)の冒頭のラインに触発され、孫のオスカー・ダンバーと書いたフェイスフルの60年代のポップ・サウンドへの高揚感のあるオマージュ「Love Is」へと続く。サイド2では、フェイスフルのフォーク・レコーディングに形成的な影響を与えた父グリン・フェイスフルから学んだ伝統的な曲「Three Kinsmen Bold」と、フェイスフルが1966年に初めてレコーディングしてから生涯を通じて演奏した曲「She Moved Thru’ The Fair」の新しい解釈が収録されている。
フェイスフルの新作は、2021年にリリースされたウォーレン・エリスとのアルバム『She Walks in Beauty』以来のリリースとなります。
Burning Moonlight
Track List:
1 Burning Moonlight
2 Love Is (Head version)
3 Three Kinsmen Bold
4 She Moved Thru’ The Fair
Released: 2025
Recorded: London
Producers: Head, Rob Ellis, Oscar Dunbar, Andrew Batt
Mixing: Head
Label: Decca